ハイペリオンの没落〈上〉〈下〉

ハイペリオンの各種の謎、伏線の解決編です。7人の巡礼のその後が描かれており、いくつかは想像通りで、いくつかは予想外の展開でした。年齢が逆行し赤ん坊まで退行したレイチェルのその後は私が想像していたものとちょっと違ったようです。妊娠している女探偵ブローン・レイミアがもっと関連するのかと思っていました。ネタバレはあまり書かないようにしておきましょう。全体を通して、ハイペリオンを読んだあとであったので、この世界観にすんなりハマって読むことができました。次は、「エンディミオン」ですね。また、映像や音楽が印象的で、この巻の終わりもオズの魔法使いの「Over the Rainbow」であったとは。また、ハイペリオン等して、最初と最後に領事のラフマニノフの演奏もにくいですね。
ここまで読んだらネタバレサイトを見ても大丈夫ですね。

ハイペリオンの没落〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
発売元: 早川書房
価格: ¥ 903
発売日: 2001/03
おすすめ度 3.5

ハイペリオンの没落〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
発売元: 早川書房
価格: ¥ 945
発売日: 2001/03
おすすめ度 3.5