家庭用ピンホール式プラネタリウム2

以前、家庭用プラネタリウムホームスター」が、2万円ほどで発売されました。これ自体が、家庭でプラネタリウム観れるということで、結構画期的な物であったので、興味を持っていました。このプラネタリウムの共同開発者である大平貴之さんは数年前に、世界最多・500万個の投影能力を持つスーパープラネタリウムメガスター」を開発したときにかなりネット上でも話題になった人物です。そのときに、どこかで読んだ記事で知ったのですが、もともと、プラネタリウム好きで自作のプラネタリウムを作っていて、その趣味が高じてプラネタリウムの専門家になっしまったようです。まさに「メガスター」が認められるまでは、普通の社会人として趣味で開発していたわけですからすごいですね。
そこで、先日、その大平さん監修大人の科学マガジン9「家庭用ピンホール式プラネタリウム」が最近発されました。この商品はネットでも大変な盛り上がりで、Amazonでは予約段階で、初回入荷分が売切れてしまったようです。そこで、本屋を数箇所まわって、やっと購入して、組み立てました。不器用な私には、正十二面体部分の組み立てには、やや苦労しました。でも、完成後、まだ、昼だったので、暗いところを求め、押入れのなかで、スイッチを入れたときは、押入れの中が、宇宙空間へ変わり、大変感動的でした。
夜になり、部屋の天井や壁などいろいろなところに投影して楽しみました。寝る前のしばしの間、部屋全体の星空で楽しみました。子供たちは、興奮して寝れなくなってしまったようです。
例の大平さんのプロフィールに好きなアーティストがヴァンゲリスとなってましたが、確かに、この星空にはよく合いそうです。

P.S.高校時代は、なんと地学部でした(地味ですね)。大平さんほどの思いは続きませんでしたが、ちょっと、思い出してきました。当時、学校でみた簡易プラネタリウムよりもきれいに見えます。