B級ホラーがまた観たくなりました

本日の以下のツイートがちょっと気になりました。

9moichi なぜかフレンチスプラッター話へ どうするの? 変態村を滞納してしまった曽我部さん。 2010/03/17(水) 17:12:15

これは、鈴木慶一さん曽我部恵一さんがゲストのPIRATE RADIO 収録中の状況をUstreamで配信しているときの桑原茂一さんのツイートです。ここに出てくる「変態村」という映画、知る人ぞ知るホラー映画なのですが、たんなるスプラッターというわけでもなく、とにかく異様な世界観映画。主人公が田舎の村へ入り込んで・・・という下りはホラー映画のフォーマットですけど、ホラーというだけでは語れない映画。ようは、変なカルト映画ってことですけどね。しかし、このタイトルが凄いよね。この映画、もちろん劇場で観たわけではなく、レンタルさえもしたことありません。ニコニコ動画のサービスが始まったころ、そこで見ました。いまでも消されずにあるのかな。その当時、ひたすらホラー映画ばかり観てました。実は、ホラー映画って興味あるんですけどけっこう苦手な方でして、そこで、夜は怖いので早朝(子供に見せたくないという理由もある)、ニコニコ動画(コメント付きだと怖さが薄れます)でみたのでした。そこまで苦労して観る必要は無かったのですが、見始めると癖になります。この手のB級ホラーとかって。
慶一さん映画好きですからねぇ、「血を吸うカメラ」とかも慶一さんの影響。もちん「カメラ=万年筆」で扱われている作品とか(全部ではありませんが)ね。

p.s. ちょうど、これ書いているときに、ツイートで、この収録風景の録画版が見れることを知り、今まさに観ています。

wikipedia:変態村
『変態村』(Calvaire)は、ベルギーの監督ファブリス・ドゥ・ヴェルツ(フランス語)が製作・脚本を担当した映画。ローラン・リュカ(フランス語)演じる売れない歌手の青年が迷い込んだ狂気の潜む村が、彼の存在によってさらに狂っていくさまを描く。

trailer calvaire FR
 

しかも、帰宅途中にiPhoneで視聴していた「DOMMUNE」の内容がこれまた「今月のミニコミ第1回:TRASH-UP!!」でした。レジデンツとユーロホラー映画の話されていました。こちらは断片的にしか観れて無いのですが、こちらもカルトっぽい映画を語ってました。イタリアやスペインのホラー映画の紹介で、これまたどうしようもない作品ばかりで面白かったです。観たこともない作品も有りましたが、ニコニコ動画で観たものもありました。現在では利権の関係でほとんど観ることが出来ないらしいメキシカン・ホラーに非常に興味を持ちました。どのような映画が紹介されたのかメモしきれなかったのが残念。
サンゲリア』とかで有名なルーチョ・フルチやスペイン・ホラーの「ザ・チャイルド」とか同じくスペイン・ホラーの監督ポール・ナッシーの話が面白かったです。特に、バブル期日本人を騙してとったという「狼男とサムライ」非常に興味を持ちました。ぜひ見てみたいです。この映画に出演した天知茂は、結局制作費を払わされて、その後亡くなられたということで、遺族はポール・ナッシー監督に殺されたと思っているらしです。

La bestia y la espada mágica (1983) de Jacinto Molina
狼男とサムライ(天地茂出演)

そういえば、ホラー映画のサウンドトラックって良いものが多いよね、なぜか。